読書におすすめの本!いま読みたくなる台東区にちなんだ文庫本・漫画をご紹介します♪

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過ごしやすい気候になると集中力が上がってきますよね!

涼しい風を感じながら、読書を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?

本記事では、台東区(浅草・上野・谷中)にちなんだおすすめ文庫本・漫画をご紹介します!

新しく読みたい本をお探しの方はぜひ今回ご紹介している本を読んでみてください♪




浅草

浅草キッド

著者 : ビートたけし

内容紹介:ある真夏の昼下がり、ランニングにショートパンツ、ビーチサンダル姿のひとりの青年が、浅草六区の街におりたった。それがオイラだった。――昭和47年、大学を中退したたけしは、浅草フランス座に飛び込んで芸人修業を開始した。ダンディな深見師匠、気のいい踊り子たち、乞食のきよし等愉快な仲間に揉まれながら、自分を発見していくさまを綴る青春自伝エッセイ。(引用:「BOOK」データベース)

NETFLIX(ネットフリックス)で映画化されたことによりさらに話題になった「浅草キッド」。大泉洋さん、柳楽優弥さんが主演を務め、劇団ひとりさんがメガホンを取りました。

原作は著者のビートたけしさんが自らの体験を綴ったエッセイです。

今や誰もが知っているコメディアン、ビートたけしさんはどのような人生の歩みをたどって漫才ブームを巻き起こしたのかを知ることができます。

読んでいると、ビートたけしさんが芸人としてデビューした地である浅草の情景が自然と思い浮かんできました。

水上バス浅草行き

著者 : 岡本真帆

内容紹介:【収録短歌より3首】

ほんとうにあたしでいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし

3、2、1ぱちんで全部忘れるよって今のは説明だから泣くなよ

平日の明るいうちからビール飲む ごらんよビールこれが夏だよ(引用:「BOOK」データベース)

140字という文字数制限の中で思いを綴る〝Twitter〟が流行したこともあってか、ふたたび短歌ブームが起きていることはご存じでしょうか?

「水上バス浅草行き」は、岡本真帆さんの短歌集です。

収録されている短歌は、日常の小さなことを美しく切り取った短歌ばかり。少ない文字数なのにも関わらず鮮明に情景が想像できます。

浅草行きの水上バスはどこかに急いで向かうための乗り物ではなく、行ってしまえばなくても生きていけるもの。でもそういう存在が心に潤いや光を与えてくれる。そういった歌集であるという意味を込めて「水上バス浅草行き」というタイトルが付けられたそうです。

鬼滅の刃

作者 : 吾峠呼世晴

内容紹介:時は大正時代。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変する。唯一生き残ったものの、鬼に変貌した妹・禰豆子を元に戻すため、また家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つ!! 血風剣戟冒険譚、開幕!!

大人気漫画「鬼滅の刃」。

家族を殺した鬼を討つ“鬼狩り”を目指すために鬼殺隊に入隊し、ひたむきに頑張る主人公の炭次郎とした登場人物の活躍に心打たれる人が続出し、一躍ブームを起こしましたね!

炭次郎が、宿敵・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)がはじめて遭遇したのは浅草。

そして、宇髄天元が活躍する8巻~11巻〝遊郭編〟の舞台が浅草(吉原)です。

大正時代に

上野

博物館の少女

著者 : 富安陽子

内容紹介:明治16年、文明開化の東京にやってきた、大阪の古物商の娘・花岡イカルは、親戚のトヨの用事で上野の博物館を訪れた際、館長に目利きの才を認められ、博物館の古蔵で怪異の研究をしている織田賢司(= 通称トノサマ)の手伝いをすることになる。

トノサマの指示で蔵の整理を始めたイカルだったが、目録と収蔵品の照合を終えた後、黒手匣(くろてばこ)という品物だけが何者かによって持ち去られたことが発覚した。いったい誰が、何の目的で盗んだのか? 隠れキリシタンゆかりの品とも噂される、この匣に隠された秘密とは?(引用:「BOOK」データベース)

明治時代、文明開化真っ只中の上野が舞台となっているミステリー時代小説「博物館の少女」。

大阪で道具屋を営んでいた両親が亡くなり、親戚を頼って東京にきた少女イカルは、博物館の倉庫で働くことになります。

そこで起きる不可解な事件、謎に迫るうちに張り巡らされている伏線、主人公が成長していく姿、など見どころが満載です。

児童書ですが、大人も楽しんで読むことができますよ!

夜を守る

著者 : 石田衣良

内容紹介:上野・アメ横に、ストリートの守護天使が降り立った! フリーターの繁、古着屋手伝いのデブのサモハン、 福祉課で働くヤクショは上野・アメ横で暮らす幼なじみ。 仕事後にガード下の定食屋に集まるのが楽しみの冴えない日々―― だが、通り魔にひとり息子を殺された老人と知り合い、 アメ横の夜を守るべくガーディアンとして立ち上がった。 大興奮のストリートミステリー!(引用:「BOOK」データベース)

テレビアニメ、ドラマ化もされている小説「池袋ウエストゲートパーク」の著者、石田衣良さんが書く上野駅・御徒町が舞台の「夜を守る」。

個性豊かな4人の幼馴染が自分たちの暮らすアメ横の平和を守るため、地道に奮闘していく姿が描かれています。

「池袋ウエストゲートパーク」と似ている描写があるので、「池袋ウエストゲートパーク」が好きな方にはきっと刺さると思います!

谷中

ましろのおと

著者 : 羅川真里茂

内容紹介:津軽三味線を背負い、単身、青森から東京へやってきた津軽三味線奏者・澤村雪(さわむら・せつ)。師でもあった祖父を亡くし、自分の弾くべき音を見失ってしまった雪だが、様々な人と出逢いながら今、自らの音を探す旅を始める。――「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂(らがわ・まりも)が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!! (引用:「BOOK」データベース)

アニメ化されている「ましろのおと」は、日本の伝統楽器〝津軽三味線〟を題材にした漫画です。

一度は津軽三味線を弾く理由を見失い、好きな音がわからなくなってしまった主人公が思いつきで上京し、物語が進むにつれてさまざまな出会いと〝音〟に出会うことで変わり、成長していきます。

作中で谷中ぎんざ商店街や、浅草公会堂、雷門などのスポットが描かれていますが、現実世界そのままのリアルな描写なので、『私たちと同じ次元にいる⁉』と思ってしまうほどです。

もちろん、津軽三味線について詳しくない方でも楽しく読むことができ、津軽三味線についてもっと知りたくなりますよ!




まとめ

今回は、台東区(浅草・上野・谷中)にちなんだ文庫本・漫画6選をご紹介しました(^^)

気になる作品はありましたか?

どれもとってもおすすめなのでぜひ読んでみてくださいね!

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ライター紹介

よしだ

めぐり部/編集・ライター

推しと食が生きる原動力です^ ^ 魅力あふれる台東区の情報をお届けしていきます♪
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