開園170周年を迎えた「浅草花やしき」の歴史について!現在までの歩みと新エリア&新アトラクションもご紹介

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日本最古の遊園地として知られる「浅草花やしき」。

2023年の8月7日に開園から170周年を迎えた今も尚、浅草の地で多くの人に愛され続けています!

花やしきはどのような歴史があって今に至るまで営業を続けているのかきになりませんか?

本記事では、花やしきが開園から現在までどのような歴史を辿ってきたのかに迫ります。

2023年にニューオープンした新エリア&新アトラクションもご紹介。

花やしきについて詳しく知りたい方は、ぜひ本編をチェックしてみてください!

浅草花やしきのオープンから現在まで

浅草花やしき」が開園したのは、江戸時代末期嘉永6年(1853年)です。

もともとは、造園師森田六三郎により、牡丹と菊細工を主とした花園(かえん)として誕生しました。

明治5年頃からは遊戯施設が置かれ、その他にも珍鳥や猛獣の飼育、西洋あやつり大写真や山雀の芸等で大評判となり、かの大正天皇もお忍びで来園されるほど人気を博しました。

花やしきの誕生と同時期に日本で起きていたことは、ペリーが乗った黒船来航です。

黒船来航と同じ時期に花やしきができていたと考えると、歴史の長さがよりよくわかりますよね。

その後、震災や戦禍により閉園を余儀なくされた時代を経て、昭和24年(1949年)に遊園地として再建しました。

ビックリハウス、豆汽車、射的、鬼退治等、規模は小さかったものの、入園無料の憩いの場として広く大勢の方々にご利用いただきました。

昭和28年(1953年)に日本現存最古のコースター『ローラーコースター』、昭和35年(1960年)に『人工衛星塔(のちのBeeタワー)』を設置、どちらも浅草の名物となり、街の発展に大きく寄与しました。

昭和60年(1985年)2月には、開園以来続けてきた入園無料の形態を風営法の規制により変更せざるを得なくなり、有料遊園地として再スタートしました。

2016年10月より、初の試みとなるイルミネーション営業を開催。さくら浪漫をテーマに昼間とは異なる光の空間を創り出すことでより幅広いお客様にお楽しみ頂いております。

現在は17機種のアトラクションと縁日、飲食店舗が所狭しと立ち並ぶ浅草の遊園地として親しまれています。

また、2016年9月に『Beeタワー』が引退し、その跡地に新たなシンボルとなるホール『浅草花劇場』を2019年4月にオープン。

江戸時代末期からある花やしきは、令和5年に記念すべき170周年を迎えました。

浅草の地で時代に寄り添うような形で愛され続けてきた日本最古の遊園地・花やしきは、令和の時代も進化し続けています。

人気アニメとのコラボや、お酒が飲めるビアガーデンイベントの開催、さらに2023年7月にニューオープンした新エリア&新アトラクションも楽しみどころ満載です。

2023年7月に新エリアオープン!アトラクションも登場

●2023年ニューオープンの新エリアについて

令和の花やしきを盛り上げる新エリアが2023年7月にニューオープンしました!

新エリアは、建物の1階と2階に展開されており、1階には飲食店やプロジェクションマッピング、2階には3つの新アトラクションなどが存在します!

新エリア1階には飲食店やプロジェクションマッピング、2階には3つの新アトラクションがあります。

新エリアに登場したスポット&アトラクションは以下の通りです。

・【飲食店舗】お花見茶屋

草の粋な風情と、贅沢で華やかな彩りと味を堪能できる「お花見茶屋」。
8年ぶりに復活する名物「パンダカー焼き」や、見た目が可愛い「花むすび」など、充実したグルメメニューを食べられます。

・【フォトスポット】NAKED花景色

浅草花やしきの原点である花園がプロジェクションマッピングによって復活した「時空階段」。

四季折々の風景を楽しむことができます。

現代のテクノロジーとエンターテインメントを組み合わせた花園をぜひ鑑賞してみてください。

・【フォトスポット】時空階段

新エリアに繋がるレトロな階段「時空階段」。
花やしきの過去の風景写真も展示されており、歴史を感じられます。
天井部分の提灯の彩りが美しいです…!

・【新アトラクション】お化け屋敷~江戸の肝試し~  

もともと花やしきにあったお化け屋敷を生まれ変わらせリニューアルオープンした「お化け屋敷~江戸の肝試し~」。

「累ケ淵」「牡丹灯篭」「番町皿屋敷」「四谷怪談」の江戸四大怪談をモチーフにしており、日本人の記憶に刻まれた恐怖の物語を体験できます。

・【新アトラクション】パノラマ時間旅行

4面マルチ映像によって、浅草の今と昔をたどる映像型アトラクション「パノラマ時間旅行」。

花やしきのシンボルとして長年親しまれていた「Beeタワー」から見た浅草の街並みと同じような景色を空の上を飛んでいるような感覚で見ることができます。

花やしきができたばかりの江戸時代末期の街並みも一望できますよ。

・【新アトラクション】摩訶不思議!?君もスクープカメラマン

専用デバイスを使い、ARで現れる妖怪たちを探す園内周遊型アトラクション「摩訶不思議!?君もスクープカメラマン」。

「マルハナ新聞社」で妖怪を探す任務を下されることがはじまり!

専用のデバイスを使いこなし、新聞記者として園内に潜む妖怪たちを探し撮影します。

マルハナ新聞の一面を飾れるよう、妖怪たちを見つけましょう!

・ローラーコースターは設置から70周年!

花やしきの人気アトラクション「ローラーコースター」は2023年で設置70周年を迎えたそうです!

ローラーコースターは、日本現存最古のコースターです。

綺麗な青空を眺めながら急降下、急旋回するのがスリリング!

花やしきを訪れた際にはぜひ乗ってみてくださいね。

まとめ

『浅草といえば!』で思い浮かべる方も多いであろう日本最古の遊園地「浅草花やしき」。

江戸時代末期から、時代の流れに合わせて進化して浅草の町に寄り添っているのが、長く愛されている秘訣ではないかと思います。

定期的にイベントが開催されているほか、2023年には、新エリア&新アトラクションがオープンした花やしきは今後も浅草のシンボルとして賑わいをみせること間違いなしです。

みなさんも、開園170周年を迎えた「浅草花やしき」で、思い出に残る時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

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ライター紹介

よしだ

めぐり部/編集・ライター

推しと食が生きる原動力です^ ^ 魅力あふれる台東区の情報をお届けしていきます♪
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