2025年春〜初夏|台東区で楽しめる神社のお祭り特集|見どころ・開催日・アクセス情報を徹底解説!

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東京・下町の風情が今なお色濃く残る台東区。

春から初夏にかけて、この地では地域に根ざした伝統的な神社祭りが次々と開催されます。
神輿の掛け声、町を包む熱気、屋台のにぎわい……。
そんな江戸文化の香り漂う神社祭りを、2025年に参加できるものを中心にご紹介します。

台東区の主な神社祭り一覧【2025年版】

2025年夏に台東区で実施される主な神社祭りの一覧は、以下の通りです。

下谷神社大祭|江戸の祭りはここから始まる

引用:下谷神社公式サイト

東京で一番早い夏祭りとして知られる「下谷神社大祭」は、千年以上の歴史を誇る格式高い行事です。
隔年で「本祭り」と「陰祭り」が交互に開催され、2025年は本祭りの年。3mを超える巨大な千貫神輿が街を練り歩く姿は圧巻です。
境内や周辺には多数の屋台も並び、地元住民だけでなく観光客も多く訪れます。アットホームな雰囲気と迫力ある神輿の対比が魅力です。

三社祭|浅草の誇り、江戸三大祭りの一つ

引用:浅草神社公式サイト

毎年5月に開催される「三社祭」は、言わずと知れた台東区最大の神社祭り。浅草神社を中心に、100基以上の神輿が町を練り歩く大イベントです。
中でも、最終日に行われる本社神輿の渡御は最大の見どころ。町全体が祭りムード一色に染まり、沿道には全国から観光客が押し寄せます。
観光的要素と伝統的な信仰が融合した代表的な都市型祭礼と言えるでしょう。浅草観光のついでに、三社祭を楽しんじゃいましょう。

小野照崎神社大祭|地元に愛される“学問の神様”の祭り

引用:小野照崎神社公式サイト

入谷の小野照崎神社は、学業成就や芸能成就の神様として親しまれています。
大祭では、地域の子どもたちが引く子ども神輿や、奉納演芸、和太鼓の演奏など、地域との一体感が強く、どこか懐かしい雰囲気が味わえます。
規模感は比較的コンパクトな祭りなので、小さな子ども連れの家族や落ち着いた雰囲気を楽しみたい方におすすめです。

吉原神社大祭|江戸の華「吉原遊郭」ゆかりの静かなる祭礼

かつて遊郭として栄えた「吉原」にある吉原神社でも、毎年春に大祭が行われます。
華やかだった過去を思わせるように、粋で落ち着いた雰囲気が特徴的なこの祭りでは、町内神輿や地元の奉納演芸が行われ、歴史の面影を感じられる祭りとなっています。
「派手さはないが、文化的深みのある祭り」として、歴史好き・文学好きの人におすすめです。

鳥越神社大祭|夜の下町を照らす幻想的な夜神輿

6月に入ってもまだまだ祭りシーズンは終わりません。
「鳥越神社大祭」は、約4トンの千貫神輿が練り歩くことで有名で、特に夜に行われる「夜神輿」は圧巻です。
提灯に照らされた大神輿が、静かな夜道をゆっくりと巡行する姿は、昼とはまた違った神聖さと迫力を持ち、多くの見物客を魅了します。
地域の絆を感じられる、真の“下町の祭り”です。
鳥越神社大祭が実施される蔵前エリアは、都内でも屈指のカフェエリアですので、カフェ巡りをするついでに楽しむイベントとしてもおすすめです。

台東区のお祭りのおすすめフォトチャンス

祭りといえば、やっぱり記念に写真を撮りたくなりますよね。
台東区の神社祭りでは、以下のような瞬間がシャッターチャンスになります。

•鳥越神社の夜神輿:提灯に照らされた神輿が交差点を曲がる瞬間
•三社祭の本社神輿:担ぎ手が掛け声と共に勢いよく動き出すタイミング
•下谷神社の屋台通り:夕暮れ時に灯りがともり始める頃の通り全体の風景
•吉原神社の奉納芸能:舞台に立つ地元の子どもたちや和太鼓演奏の様子
SNS映えだけでなく、記憶に残る1枚を撮るチャンスが至るところにあります。写真が好きな方は、ぜひこれらのチャンスを狙って写真撮影をしてみてくださいね。

まとめ|神社祭りは“生きた伝統文化”

台東区の神社祭りは、地域住民の暮らしと密接につながった“生きた伝統文化”です。
どの祭りにも地域の個性が反映されており、にぎやかなものから静かなものまで、幅広く楽しむことができます。
以下のような視点で祭りを選んでみてはいかがでしょうか?

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ライター紹介

大嶋 光佑

フリーライター

台東区育ちの2000年生まれ。台東区のグルメな情報をお届けします✨
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